全国高校総体・柔道競技の5日目が8月12日、津市の市産業・スポーツセンター内「サオリーナ」であり、女子4階級の個人戦が行われた。県代表として78キロ級に出場した名張の宮橋光さん(3年)は準決勝で敗れたが、昨年に続き3位に入賞した。【準々決勝で勝利した宮橋さん(左)=津市で】

 宮橋さんは1回戦から4回戦まで全て2分以内、投げてからの押さえ込みによる合わせ技で勝ち上がり、昨年の雪辱を期して準決勝へ。夙川学園(兵庫)の選手との一戦に臨んだが、開始24秒、合わせ技で一本負けを喫した。

【賞状とメダルを手にする宮橋さん】

 試合を終えた宮橋さんは「準々決勝までは順調だったが、準決勝は力勝負を挑んで力で負けてしまった。同じ右組手なので、接近したら投げに行くつもりだった」と振り返り、「今年は学校として個人戦で2位(前日の57キロ級・堂崎月華さん)、3位という成績を残せたので、来年も入賞する選手が出てほしい」と後輩たちに思いを託していた。

【78キロ超級で3回戦に臨む高山さん(左)】

 この日は、63キロ級の川村幸穂さん(3年)、70キロ級の高田亜依さん(1年)、78キロ級の松村優海さん(同)はいずれも初戦で、78キロ超級の高山紗季さん(3年)は3回戦で敗れた。

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