全国高校総体・柔道競技の2日目が8月9日、津市の市産業・スポーツセンター内「サオリーナ」であり、男子団体で45年ぶりにベスト8入りした三重代表の名張は、4回戦で白鴎大足利(栃木)と対戦。先鋒、次鋒が優勢勝ちを収めるも、中堅と大将が一本を取られ、逆転負けを喫した。【大将戦で白鴎大足利・齋五澤航介君(上)に小外掛けを決められた名張・中窪洸貴君(下)=津市で】

 名張は前日に行われた2回戦で新田(愛媛)に2‐2の内容勝ち、3回戦で津幡(石川)に2‐2の代表勝ちと、いずれも僅差ながら、前回の地元開催だった1973年以来、男子団体では過去最高タイのベスト8に駒を進めていた。

 4回戦では、先鋒・増田良生君(3年)、次鋒・山村陸斗君(同)が技ありで優勢勝ちとリードするも、中堅戦は一本負け。副将戦は引き分けに終わり、迎えた大将戦は、開始約50秒で相手の小外掛けが決まり、勝ち数では2‐2となるも、一本勝ちの差による内容負けとなった。

【次鋒戦で優勢勝ちを収めた名張の主将・山村君(中央)】

 試合後、主将の山村君は「全力を出し切ったけど、残念な結果。先鋒、次鋒で一本が取れなかったのが悔しい。最後まで取り切る気持ちが足りなかったか」と振り返る一方、「チームをまとめるのは難しかったが、みんながついてきてくれた。自分たちがやってきた練習は決して無駄じゃないと後輩たちに伝えたい」と話し、個人戦へ気持ちを切り替えていた。

 柔道競技は同日午後と10日に個人戦、10、11日に女子団体戦、11、12日に同個人戦が行われ、名張は男子個人戦に5人、女子は個人戦に7人と同団体で出場する。