全国高校総体の男子サッカー1回戦が8月7日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場など10会場で23試合があり、三重第2代表の伊賀白鳳は青森代表の青森山田に0‐2で敗れた。会場には地元の伊賀白鳳を応援する在校生や卒業生、市民らを中心に2145人が詰めかけた。【ドリブル突破を仕掛ける伊賀白鳳の津野選手(左)=伊賀市小田町で】

 前身の上野工時代から37年ぶりに出場した伊賀白鳳は、インターハイ用に新調した黄色のユニフォームで登場。前半は青森山田の個人技を生かした突破に対し、伊賀白鳳はディフェンダーが体を寄せて対応、GK福留海音選手(3年)の好セーブもあり、無失点で折り返した。

 伊賀白鳳は持ち味にする球を奪ってからのショートカウンターで先制点を狙っていたが、後半12分にクリアミスからミドルシュートを決められ失点。その後、FW津野充都起選手(3年)がディフェンダー3人に囲まれながら果敢にゴールを狙う場面もあったが、同28分にゴール前のミスを突かれて追加点を決められた。

 試合後、キャプテンで3年のMF三井錬選手は「0‐0で折り返してチームにいけるという雰囲気がすごくあった。後半は疲れてきたときに失点してしまった。粘り強く守備する部分は通用したと思う。球を奪ってから前線やサイドに送るパスの精度が今後の課題」と振り返った。

 スタンドからは試合中、伊賀白鳳の選手たちを盛り立てる声援が盛んに送られた。下田祐輔監督は「得点できなかったが、チャンスを何度か作れたのは自信になった。これだけ多くの応援の中でプレーできたのは幸せなこと」と話した。

 同会場で行われる8日の2回戦3試合は次の通り。

 午前10時=市立船橋(千葉2)対山梨学院(山梨)、正午=米子北(鳥取)対関東第一(東京1)、午後2時=昌平(埼玉1)対青森山田