台風12号の接近にともない、午後4時27分、三重県内に暴風警報が発令されたことを受け、28日、伊賀と名張の両市で災害対策本部が設置された。

 伊賀市では同4時、警報発令前に会議を行っており、発令後の同5時半に市内の一部地域に避難準備と高齢者等避難開始が発表され、6時15分には避難勧告に切り替わり、日没までの避難完了を呼び掛けている。

 名張市では同5時に会議が開かれ、同6時から市内20か所に自主避難所の開設を決定。広報車などで避難を呼び掛ける。

 気象庁の同4時50分現在の情報によると、最大瞬間風速は1秒あたり50メートル。津地方気象台によると、三重県へ台風が最接近するのは同9時ごろとみられ、暴風警報は翌29日の明け方、午前6時ごろまで発令される見込み。また、今後雨量などによっては同日の昼前まで土砂災害に警戒が必要。

 伊賀市の避難勧告発令地域は次の通り。
▼諏訪▼三田▼新居(岩倉除く)▼府中(山神、土橋、西条、東条、坂之下、外山)▼島ヶ原(大道、奥村、中村、中矢)

 名張市の自主避難所は次の通り。
▼名張市民センター▼名張小学校▼市民情報交流センター▼蔵持市民センター▼梅が丘臣民センター▼薦原市民センター▼美旗市民センター▼比奈知市民センター▼すずらん台市民センー▼つつじが丘市民センター▼錦生市民センター▼赤目市民センター▼一ノ井市民センター▼箕曲市民センター▼勤労者福祉会館▼百合が丘市民センター▼くにつふるさと館▼旧長瀬小学校体育館▼桔梗が丘市民センター▼こども支援サンターかがやき

※午後6時30分追記

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