水資源機構木津川ダム総合管理所が主催する青蓮寺ダム施設見学会が7月24日から始まった。初日となったこの日は夏休み中の中学生が参加し、迫力あるダム施設を間近で体感した。【青蓮寺ダムのキャットウォークでダムについての説明を受ける参加者=名張市中知山で】

 青蓮寺ダムは、1970年から運用が始まった高さ82メートルのアーチ式コンクリートダム。洪水被害の軽減や水道用水の確保、発電などを目的として、同市内を流れる青蓮寺川に建設された。

 今回の見学会では、操作室を見学した後、管理用モノレール・ドルフィン号で堤体の下流側に降りて、堤体半ばに設置されたキャットウォーク(点検用通路)を通り水門近くまで接近。普段は立ち入ることのできない部分にまでダムに近づき、巨大な構造体を間近で見上げた参加者からは、感嘆の声が聞かれた。

 兄弟で夏休みの自由研究のために市内から参加した濱村一樹君(12)、大樹君(12)兄弟は、「ダムがとてもその街に暮らしている人にとって、大切なものだと分かった」「自分も飲む水なので、川にごみを捨てたりしてはいけないなと思った」と話した。

 また、濱村君のいとこで沖縄市から参加したジョナサン・ソパー君(13)は「沖縄にあるダムには行ったことがあったが、青蓮寺ダムの景色がとてもよかったのが印象に残った」と話した。

 同ダム管理所所長の問山昭彦さん(49)は、「夏休み期間にダムの役割を知っていただき、水の大切さをわかってもらいたい」と参加を呼び掛けている。

 見学会は8月30日までの期間中、火曜と木曜の午前10時から同11時30分まで開かれ、誰でも参加できる。参加無料だが、事前の申し込みが必要。

 参加申し込み、問い合わせは青蓮寺ダム管理所(0595・63・1289)へ。