7月19日午後2時10分ごろ、伊賀市千貝の市立阿山中学校で教室の清掃活動を終えた3年の女性生徒(15)が体調不良を訴え、市内の病院に救急搬送された。教育委員会によると、軽度の熱中症と診断され、点滴治療を受けているという。

 同市内ではこの日、午後4時すぎに7月の観測史上最高となる気温38度を記録。市消防本部のまとめでは、午後6時現在で女性生徒を含む10代の男女2人と90代の男性2人の計4人が、名張市内でも午後3時30分現在で20代男性と40代男性2人の計3人が熱中症とみられる症状で病院に運ばれた。

 伊賀市の上野特別地域観測所(緑ケ丘東町)では、今月14日から6日連続で猛暑日となる35度以上を観測している。

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