夏の交通安全運動の出動式が7月11日、伊賀市内の2か所であり、同市上野丸之内の駅前広場では伊賀署員を始め行政と議会、交通関係団体などの関係者140人が参加した。運動期間は20日までの10日間。伊賀・名張両市内では今年に入ってから交通事故で3人が亡くなっている。【交通安全メッセージを発表する園児たち=伊賀市上野丸之内で】

 伊賀署管内の出動式では、川上公二署長らのあいさつの後、市立桃青の丘幼稚園の園児8人が警察官の制服を着て「道路に飛び出しません」「車に乗るときはチャイルドシートに座ります」などと元気よく交通安全メッセージを発表。伊賀市老人クラブ連合会の会員に反射材たすきを手渡した。

 同市阿保の青山支所前駐車場であった名張署管内の出発式には、名張署員や県職員など約50人が参加した。加藤匡名張署長は「夏の時期は運転する人の集中力も欠けたり、子どもさんも夏休みに入っているので、夏休み中の交通安全は非常に重要になってくる。県警の分析によると、名張署管内、7月に事故が発生しやすいとのことで、それを受け交通機動隊も入って頂くことになっている。取締は警察で行うが、交通安全呼び掛けなどは関係各所ご協力を頂きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします」とあいさつした。

 今年1月から7月10日までの間に伊賀署管内で発生した交通死亡事故は2件(前年同期プラスマイナスゼロ)で、亡くなった2人はいずれも65歳以上の高齢者だった。交通事故総数は1391件(前年同期比43件減)で、うち人身事故が69件(同40件減)、負傷者は82人(同51人減)だった。

 名張署管内では今年に入ってから7月10日までで交通事故総数は1249件(前年同期比31件増)で、うち人身事故が89件(同21件減)、交通死亡事故は1件(同2件減)で、負傷者は112人(同12人減)だった。