2020年の東京五輪に向けて制作されている、世界各国をモチーフにした着物を披露する「伝統美×世界のKIMONOコレクションin IGA KIMONO SHOW」(伊賀市文化都市協会主催)が、7月8日午後2時から伊賀市西明寺の市文化会館さまざまホールで開かれる。【ウォーキング講習会の様子】

 「世界はきっと、ひとつになれる」というメッセージを世界に発信しようと、196か国の文化や伝統をモチーフにした着物と帯の制作に取り組む一般社団法人「イマジンワールド」などが協力。帯締めの一部に「伊賀くみひも」が使われていることもあり、現在仕上がっている23か国分を借り受け、伊賀でショーが開催されることになった。

 当日は、ピアニストで日本・エルサルバドル音楽親善大使を務める平原誠之さんのコンサートと着物ショーとのコラボの他、午後3時からは「世界のKIMONO」に身を包んだ公募で選ばれた15人とプロモデル計20人が、特設ランウェーを歩く。出演モデルは一般公募し、6月16日にはオーディションを通過した15人によるウォーキング講習会があった

 入場料は千円。全席自由。同協会では「めったにできることではないので、ぜひこの機会に」と来場を呼び掛けている。

 7月5から8日までは、同会館ホワイエ(ロビー)で「世界のKIMONO展」もある。見学自由。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2018年6月23日付726号13面から

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