名張市は6月29日、職員ら869人に夏のボーナスを支給する。支給総額は昨年同期比2084万3898円(2・59%)増の6億5254万9919円だった。

 市人事研修室によると、支給総額増加は、一般職の支給月数が昨年同期より0・05月分増加していることと、人数が6人増加したことによるもの。

 一般職員(平均年齢41歳5か月)の一人当たりの平均支給額は75万8537円(2・125か月分)。モデルケースは、42歳の扶養家族3人で88万2852万円を支給した。

 一般職で支給額が最も多かったのは名張市立病院の伊藤宏雄院長の179万6737円で、最低額は今年4月1日付で新規採用した行政職職員の9万9478円だった。

 特別職の支給額は、亀井利克市長が124万7400円(1・65か月分)、前田國男副市長が95万6340円(同)、上島和久教育長が103万1730円(2・125か月分)。特別職の3人は16年4月導入の固定資産税への上乗せ課税「都市振興税」に合わせ、支給額を3割減額している。

 市議会は、福田博行議長が122万4300円(1・75か月分)、幸松孝太郎副議長が105万4200円(同)、その他の議員17人は1人当たり96万6000円(同)。

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