山口市で6月22日から開かれる「日本陸上競技選手権大会(日本選手権)」に、名張市つつじが丘北9番町の鈴鹿高専専攻科2年、保坂翔也さん(21)が三段跳で出場する。【昨夏に名張市民陸上大会での保坂君(右)と父政志さん(政志さん提供)】

 小学3年で陸上を始め、陸上経験のある父親の政志さん(48)も、コーチをするために同時に陸上を再開。「父のサポートは大きな力になった」と話す保坂さん。

 元々は走幅跳に力を入れていたが、同高専2年の時に三段跳を始めた。走幅跳にはない奥の深さ、体の使い方が違う難しさが逆に楽しくもあり、どんどん記録が伸びていき、日本選手権が憧れから目標へと変わってきたという。

 今春、東海学連選抜として出場した、台湾での大会で3位入賞。5月には東海学生陸上対校選手権大会(東海インカレ)で優勝するなど活躍。翌週の中京大学競技会では16㍍11を跳び、大会参加標準記録(16㍍00)を突破し出場を決めた。【台湾での大会で跳躍する保坂さん】

 保坂さんは「今まで観戦してきた大会に自分が出場できることがうれしい」と語り、自己ベスト更新と日本選手権出場の報告を受けた政志さんも「すごすぎる。トップクラスのこの大会に出ることがすごい」と驚いたそうだ。

 日本選手権は陸上競技の日本一を決める大会で、トラック、フィールド競技の男女計36種目で競う。三段跳には標準記録をクリアした十数名が出場し、予選の跳躍3本の上位8人が決勝に進み、更に3本を跳ぶ。保坂さんは「チャレンジャーとしてぶつかっていくだけ」としながらも、「目標は3位入賞」と力強く話した。

2018年6月9日付725号2面から