第44回創造美術会中部支部展が5月31日、伊賀市西明寺の市文化会館で始まった。会期は6月4日まで。入場無料。【最優秀新人賞に選ばれた稲田さんと作者の=伊賀市西明寺で】

 同会場などを管理運営する伊賀市文化都市協会との共催。20日から27日まで都立美術館で開かれていた全国公募の「第71回創造展」で、各賞に選ばれた作品9点を含む中部支部会員の計34点を展示している。

 展示作品のうち、名張市緑が丘の会社事務員、稲田有美子さん(50)の洋画「思い出を夏の砂浜に変えて」は、洋画と日本画、染織画、彫刻、陶芸の5部門の一般応募の中から1点だけ選ばれる最優秀新人賞に輝いた。

 稲田さんが100号の大作を手掛けたのは今回初めてで、受賞した感想について「(受賞は)びっくりで信じられない気持ちだった。絵は見るのも好きで、ずっと続けられたら」と話した。時間は午前10時から午後5時(4日は同4時)まで。

 問い合わせは同会中部支部事務局の今高さん(0595・24・6482)へ。

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