伊賀市議会の議員政治倫理審査会は5月24日、3回目の会議を開いた。この日は市が伊賀神戸駅近くに借りたバス転回場用地の契約を巡り、親族が役員の企業の契約などに一切関与しないとする条例の基準に違反した疑いで中岡久徳議員(70)から聞き取りなどをする予定だったが、中岡議員は関与を否定し欠席した。【対応を協議する政倫審のメンバー=伊賀市で】

 中岡議員への出席要請は、政倫審の安本美栄子会長から出席要請があったとして岩田佐俊議長が17日に文書を送付。同問題を調査した百条委員会の会議録の抜粋と、市が提出した中岡議員との面談内容をまとめた資料を添付した。

 これに対し、中岡議員は23日に文書で回答。「いずれも行政職員らによる一方的な証言や作成資料を抜粋したもので、何ら信用性もなく、条例で禁止されている『関与』に当たるような行為は一切行っていません」とし、出席できない旨を伝えた。

 対応を協議した委員からは「信用性がないというなら、反証してもらわないと。その場が政倫審だ」などの意見が出た。同条例では議員の協力義務として「調査請求の対象議員は審査会の要求があるときは、会議に出席して意見を述べなければならない」と定めており、改めて出席要請することを決めた。