名張市内外で社会奉仕や海外留学生への支援活動を行っている名張ロータリークラブ(亀井喜久雄会長)の創立55周年記念祝賀会が5月19日、名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれた。創立記念を祝うと同時に、1年半にわたって同クラブが「ロータリー米山記念奨学会」を通じて奨学金を支援したラオス人のポンマハーサイ・パラミさん(25)が卓話し、「祖国に帰ったら日本との懸け橋になりたい」と感謝を込めた。【奨学金の支援に感謝を述べるパラミさん=名張市南町で】

 パラミさんは同国ビエンチャン出身。2015年から三重大学工学研究科で建築学を学んでおり、現在は大学院から博士課程に進み、2年後に帰国予定。16年3月から17年9月まで同クラブの奨学金支援を受けた。卓話の中で、パラミさんは「ラオスは東南アジアの小さな国。自然が豊かで、仏教が色濃い平和な国です」とアピールした後、名張ロータリークラブに感謝し、「ラオスは発展していない国で、教育を受けていない子どもたちも多く、その人たちが国の力になって行けるよう、ロータリークラブの精神に感謝し、頑張っていきたい」と締めくくった。
 
【祝賀会であいさつする亀井会長】

 卓話を前にして、亀井会長は「県内9番目のクラブとして発足して今年2月25日で55周年を迎えた。地域をもっと愛し、そこで暮らしの大切さを認識し、活動の先頭に立つことこそが、ノブレスオブリージュ(高い地位や身分に伴う義務)が私たちの役割」とあいさつした後、伊賀市の青山小学校に一輪車4台、青山中学校に加湿器1台を贈呈。同市教育委員会の谷口修一副教育長に目録を手渡した。