犯罪からの立ち直りや社会復帰などを支援する保護司の、犯罪予防や更生保護活動の拠点となる「名張更生保護サポートセンター」が5月18日、名張市百合が丘西6番町の市子どもセンター内に開所する。再犯率の高まりを受けて全国で設置が進んでおり、自治体・地域住民との連携強化、保護司活動の円滑化が期待される。【センター開設の準備を進める中内さん(左)と企画調整保護司の松山哲さん=名張市百合が丘西6番町で】

 名張保護司会は名張市社会福祉協議会(同市丸之内)内に事務局を置いているが、更に拠点を設けることで活動を円滑に進めようと、5年ほど前からセンター設置構想が持ち上がった。事務所探しは難航したが、市の協力を得て無償で借り受けることができた。県内には16の保護区があり、名張は亀山に次いで7か所目のセンター開設となった。

 同センターは月、水、金曜の午前10時から午後4時で、保護観察所から認められた男女11人の「企画調整保護司」が交替で常駐する。将来的には、保護観察対象者との面談場所や、家族などとの相談窓口の機能を備えることも視野に入れている。

 名張保護司会会長を務める同市新田の中内中さん(69)は「近年は1人の保護司が特定の情報や悩みを抱えがちだったが、保護司間の情報共有を進めることで、解決できるようになる問題もあるはず。併せて保護司のなり手も増やしていきたい」と話した。

 問い合わせは同センター(0595・41・0774)へ。