伊賀警察署長の川上公二でございます。
 本年3月に伊賀署に着任いたしました。伊賀の地での勤務は初めてですが、歴史の深みを有するとともに穏やかな風土を備えているのではないかと思われ、この地で勤務できることの喜びを日々感じている次第であります。

 それでは、この機会に伊賀署管内の治安情勢についてご説明させて頂きます。

 まず、犯罪情勢ですが、昨年、2017年中の刑法犯の認知件数は666件で、前年に比べ162件(約32%)増加しました。ここ数年は減少傾向にありましたが、増加に転じたもので、その主な要因として窃盗(なかでも倉庫荒らし、部品ねらいなど)が増加したことであります。

 また、交通事故については、昨年は発生総数では前年に比べやや増加しましたが、人身事故は183件で、87件(約32%)減少し、負傷者数も217人で、131人(約38%)減少しました。

 しかしながら、交通事故で亡くなられた方は7人と、5人の増加となり、13年からの5年間では14年の9人に次いで多く、厳しいものとなりました。

 本年は3月末現在で刑法犯、交通事故とも前年同期に比べ減少していますが、一部の罪種では増加している他、4月には道路を横断中の高齢者の女性が車にはねられ亡くなられた交通事故が発生するなど、予断を許さない情勢にあります。

 このような情勢を踏まえ、伊賀署といたしましては、皆さんが安全で安心して暮らすことができるよう、犯罪や事故の発生防止に署員が一丸となって取り組んでいく所存であります。

 この伊賀の地に溶け込んでしっかりと仕事をしてまいりたいと考えていますので、今後とも警察活動に対するご理解とご協力をよろしくお願いします。

2018年4月28日付722号22面から