大型連休も終わり、梅雨時まではウォーキングを楽しめる季節です。今回は、伊賀市青山地区の中心部をぐるりと回る約5・8キロのコースです。(取材・山岡博輝)【1枚目の写真 ツツジの咲く桜山公園から初瀬街道方面を望む】

 5月3日午後1時半、近鉄青山町駅前をスタート。前日からの雨はあがりましたが、まだ低い雲が残っています。水量の増えた木津川を渡ると、「菅笠日記抄」の石碑に迎えられ、初瀬街道は往時の面影が色濃い阿保の中心部へと続いていきます。

 坂道を進み、石段を上がると、高い木立に囲まれた大村神社へ。「ゴーンゴーン」と、境内の「虫喰鐘」を突く音が聞こえました。隣接する桜山公園は桜の名所として知られていますが、この時期にはところどころにツツジが咲いていました。

 遠くに青山高原の風車群を眺めながら、桐ケ丘の住宅地へ。小学校ではバスケットボールの試合があるのか、大勢の子どもたちが集まっていました。中学校裏の福祉センター近くから広い県道に出ると、しばらく下りが続きます。前深瀬川を渡る要石大橋は、地震の守り神として知られる大村神社の「要石」が由来だそうです。

【県道の大井手橋から眼下の前深瀬川を望む】

 広い歩道をゆったり下っていくと、大井手橋で再び前深瀬川を渡ります。出発時と変わらず強い風が吹き抜けていきました。付近の水田は、既に田植えが済んだところもあるようです。

 木津川を渡り、国道交差点から近鉄線沿いへ。線路に沿って農道を歩いていると、特急列車が追い抜いて行きました。ガードをくぐって線路の北側へ。なかなか視界から消えない青山町車庫の広さに改めて驚き、駅東側の踏切を渡りました。午後3時10分に青山町駅前へ帰還。歩数計は8540歩でした。

 田植えが終われば、水を求めてさまざまな生き物が活発に動き回りますし、いつもの風景もまた違って見えてくるでしょう。