女子サッカー・なでしこリーグ2部の伊賀FCくノ一は5月6日、伊賀市小田町の本拠地、上野運動公園競技場でオルカ鴨川FC(千葉県)と対戦し、1‐0で勝った。2節から続く連勝も4に伸ばし、首位をキープしている。【決勝点を決めたくノ一主将の杉田(右から2人目)=伊賀市で】

 くノ一は両チーム無得点で迎えた後半24分、コーナキックの折り返しからMF杉田亜未がゴール右隅を狙った鮮やかなシュートでネットを揺らし、これが決勝点となった。「練習でもやっていた。イメージ通りだった」というMF森仁美とのサインプレーは、早い動き出しで相手の意表を突いた。

 リーグ戦での無失点試合も連勝とともに継続している。この日は中盤の底でプレーするMF乃一綾の体を張ったプレーが目立ち、何度も相手攻撃の芽を摘んだ。

 くノ一は3月24日からリーグカップの試合を含む公式戦で7連勝中。この日は今季ホームゲームで最も多い605人の観客が詰めかけた。試合後のインタビューで、杉田は「全員のハードワークが結果につながっている。一丸となって勝てたことが良かった」と地元勝利を喜んだ。

 大嶽直人監督は記者会見で「連休の3連戦で全て勝てたことは大きい。今日の反省点は縦パスの精度を欠いたこととプレッシャーをかける動き出しが鈍かったこと。自信を持ってやれていたのは守備への切り替えで、慌てずに予測やリスク管理ができていた」と振り返った。

 次節の12日は愛媛県の宇和島市丸山公園陸上競技場で勝ち点1差の2位愛媛FCレディースと対戦する。