アトリエを東京から伊賀に移して19年。伊賀市蓮池の造形染色作家、三代沢信寿さん(76)が総合プロデュースする「光のアート展V 光と影‐SHADOW‐」(伊賀市文化都市協会主催)が、今年もゴールデンウィーク期間中に開催される。

 「伊賀にガラスの文化を持ち込みたい」と、2014年から三代沢さんが取り組んできた同展。今年は富山県在住の本郷仁さんを始め全国のガラス作家13人と他の素材の作家7人の計20人が集結。大小さまざまな約50点が並ぶ。

 今回は本郷さんの鏡面ガラスによる光線の世界や虹彩ガラスによる光のオーロラ、オイル万華鏡の世界が体験できるコーナーも設置するという。

 三代沢さんは「今年はガラスの比重を多くしている。日が暮れてからお越しいただければ特に奇麗だと思う」と来場を呼び掛けている。

 アート展は同市上野丸之内の史跡旧崇廣堂で4月28日から5月6日まで。時間は午前9時から午後8時30分。入場料は、午後4時30分までは一般200円、児童生徒100円。同4時30分からは入場無料。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2018年4月14日付721号22面から

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