5月2日から4日まで

 約10万点の伊賀焼と出会える23回目の「長谷園窯出し市」が、5月2日から4日まで伊賀市丸柱の同園で開かれる。特価品を始め、作家の一点ものや掘り出しものなども数多く並ぶことから、3日間で毎年2万5000人が訪れるという。【登り窯から焼き上がった陶器を取り出し、紙やすりで磨く従業員=伊賀市丸柱の長谷園】

 長谷園は天保3(1832)年から続く伊賀焼の窯元。窯出し市用に敷地内の登り窯で焼き上げた酒器や食器、花器など約600点から700点も即売する。

 火入れからの窯たきに1週間、更に冷ますのに1週間かかる作業は従業員6人が2人ずつ交代しながら担当した。リーダーの石井真行さん(38)は「登り窯で焼くのは年1回。同じ作品は1つとしてありません」と話し、イベント当日のにぎわいを楽しみにしていた。

 会場には約70軒が出店し、陶芸や絵付け体験のコーナー、飲食品の販売もある。また、福引抽選会や一般開放する築200年以上の屋敷と庭園で作品展示や野点のもてなしをする。時間は午前9時から午後5時まで。

 問い合わせは同園(0595・44・1511)まで。