観光客の増える大型連休を控えた4月24日、名張市の名勝・赤目四十八滝で、名張署や同市消防本部などから約40人が合同搬送訓練を行なった。【要救助者役をストレッチャーに乗せて運ぶ消防職員=名張市赤目町長坂で】

 訓練は25歳の男性がハイキング中に転倒し、右足首をねんざして歩行困難になったという想定で、滝の入口にある日本サンショウウオセンターから百畳岩までの約1・8キロで行なわれた。消防職員らは搬送者を挟み込むことで患部などを、ある程度固定することが可能だという「バーティカルストレッチャー」を用い、手際よく搬送した。

 赤目四十八滝では毎年約15万人が訪れ、ゴールデンウィーク時には1週間で8000人程度が観光を楽しんでいる。昨年1年間で同滝内での人身事故は4件で、一昨年に比べ6件少なかったが、川に転落するなどして防災ヘリが出動したケースもあったという。