伊賀市は4月11日、個人情報を漏えいさせた伊賀支所振興課の男性主査(42)を地方公務員法の守秘義務違反などで減給3か月(10分の1)、上司だった建築課の男性課長(57)を戒告の懲戒処分にしたと発表した。発令は同日付。

 市によると、建築住宅課の所属だった男性主査は昨年12月18日、市民館で偶然居合わせた地元住民自治協議会会長の求めに応じ、世帯主648人の氏名と部屋番号、電話番号、「未納」や「分納」と記した家賃の支払い状況が載っている市営住宅配置図をコピーさせた。同課では当時、住宅配置図の庁外持ち出しが日常的に行われていたことや、情報漏えいの発生を上司に報告しなかったとして、男性課長は情報セキュリティポリシー違反と管理監督義務違反などにあたるとした。

 また、男性主査の上司だった別の3人も管理監督義務違反にあたるとして、都市計画課の男性副参事(50)を訓告、男性部長(57)と上下水道部の部長(58)を文書による厳重注意を実施した。市が不祥事を公表したのは3月16日。大森秀俊副市長が建設部の幹部職員から報告を受けたのは同月1日だった。