伊賀市議会は23日、3月定例会に提出された市営上野運動公園プール(同市小田町)を今月末で廃止する市体育施設条例の一部改正案を賛成少数で否決した。議会の判断を受け、市は今夏のプール開放について他の方策を含め検討するとしている。【廃止案が否決された伊賀市営の上野運動公園プール=伊賀市小田町】

同議案を付託した総務常任委員会(8人)は、賛成者が4人で原案通り可決すべきとの判断だった。本会議の討論では3人の議員から「利用者の意見を聞いていない」など反対の声が上がり、空森栄幸議長を除く採決の結果は賛成11人、12人が反対だった。

同施設は1950年に設置した50メートルプールの老朽化で、昨夏は幼児用と25㍍プールだけ開放。利用者数は前年より2174人減ったが、26日間で2553人、1日当たり98人の来場があった。市の公共施設最適化計画では廃止時期を2020年度からの4年間としていた。