180319_11.jpg 青空を臨むチャペルを設けた伊賀市寺脇の「ホテルローザブランカ」で、ウェディングプランナーとして新郎新婦の幸せを願い、これまでに数百組もの門出に寄り添ってきた。


 家族旅行の楽しい思い出から「リゾートホテルに」と就職、婚礼部門に配属された。多くの新郎新婦と家族模様を見るなかで「式は2人や両家の思いを未来につなげるスタート」と実感。2人を応援したいとの強い思いが募っていった。

 式に向けた打ち合わせは数か月から1年にもわたり、家族や過去の出会い、趣味の話など密接に関わっていく。「2人の気持ちに寄り添い、つながりを深めていくのは、プランナーのだいご味。他人ではいられない、そんな思いがありますね」と柔かく笑う。

 挙式後も交流を続ける夫婦もおり「すてきな式だけでなく、あなたに出会えてよかった」の一言はやりがい。

 現在はホテルを売り込む営業部門も兼任。行く先々での新しい出会いは刺激的で、世界が広がる感覚に楽しみも。「仕事以外でもいろんな場所、いろんな人に出会えたら」

180319_11-2.jpg【私のお気に入り】
担当した夫婦からもらった、心のこもったお礼の品。カップもペンも「普段使いはもったいなくて、使うのはとっておきの時に」

2018年3月10日付719号6面から

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