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 2018年に東海4県と和歌山県を会場に開かれる全国高等学校総合体育大会(インターハイ)で、選手たちに贈る伊賀くみひものミサンガづくりに、県立名張高校(名張市東町)の生徒が3月14日、取り組んだ。【ミサンガをつくる名張高の生徒たち=名張市東町で】

 インターハイでは、開催地にちなんだ手づくりの記念品を選手らに送るのが習わしで、県では高校生らでつくる県推進委員会が内容を企画。ミサンガづくりは同校2年で同市美旗町南西原の松浦大治君(17)が「地元の伊賀くみひもを知ってもらう機会に」と提案し、採択された。
 ミサンガはあおさの緑、イセエビの赤、伊賀米の白、柿の橙などと、県内の特産品にちなんだ4色を使ってつくる3種類。結び目が「口」と「十字」の形になる「叶え結び」を施しており、「切れなくても選手の願いがかなうように」と思いを込めた。
 ミサンガづくりは県内68校で2月から5月まで取り組み、1万8000本を用意する予定で、同校では270個を担当。この日は生徒会の6人が作業に取り組んだ。生徒たちは1本1分たらずでミサンガを仕立て、「東海の空で大活躍して」など手書きのメッセージカードとともに袋に詰めた。
 美旗小のクラブで活動した経験から提案に至ったという松浦君は「模様一つひとつにも選手たちに頑張ってほしいという思いを込めたので、その思いが伝われば。地元の伝統文化を大切にする心も伝わればうれしい」と話した。