180228_12.jpg 3年間の成果を確認する場として、伊賀白鳳高校(伊賀市緑ケ丘西町)の工芸デザイン科デザインコースの3年生16人の作品を展示する「卒展」が同高で行われている。展示は3月1日午後2時まで。【須田教授から全体の講評を聞く生徒たち=伊賀市緑ヶ丘西町で】


 展示しているのは約180点。絵画や陶芸品など、卒業する生徒らが3年間の間に授業などで制作した大小さまざまな作品が並ぶ。

 2月28日には、名古屋芸術大学の須田真弘教授による講評会があり、生徒13人が作品の評価を聞いた。須田教授は「これから作品を作る時は10年後、100年後、1000年後先の人に見せてあげる気持ちで」と卒業する生徒らを激励した。

 作品を展示している福井美樹さん(18)は「今回、今までで一番大きい作品を描いた。たくさんの人に最後に見てもらえてよかった」、同じく福川唯さん(同)は「自分の好きな色や好きな物を描く中で、自分の絵のやり方を築けた。皆で絵が描けなくなるのは寂しい」とそれぞれ話した。

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