180125_11.jpg 伊賀地域にちなんだ知識を問う13回目の「伊賀学検定」が、2月18日に伊賀市上野丸之内のハイトピア伊賀5階と東京都中央区のユイト・アネックス8階の2会場で実施される。初級と中級、上級があり、2月5日まで申し込みを受け付けている。【受験を呼び掛ける菊野委員長(左)ら=伊賀市役所で】


 主催は上野商工会議所と同検定実施委員会。松尾芭蕉、城、忍術、祭、文化財、歴史、文学、自然、生活文化、雑学などが出題範囲で、受検者数は過去12回で延べ2318人。昨年は102人が挑戦した。

 午後1時からの初級は30分間で出題数が50問、同2時からの中級は40分間で100問、出題方法はいずれも四者択一。同3時10分からの上級は45分間で記述式の50問に答える。

 受検資格に制限はないが、中級は過去の初級合格者、上級は過去の中級合格者が対象。合格となる正解率は初級が70%以上、中級が80%以上、上級が90%以上。合格者の累計は初級1270人、中級520人、上級54人を数える。

 受検料は税込みで初級1500円(中学生以下1千円)、中級2千円(同1500円)、上級3千円。申し込み先はハイトピア伊賀3階の同商議所、または同市下柘植の伊賀市商工会。

 初級と中級の受検対策セミナーが1月27日にハイトピア伊賀3階であり、開始時間は初級が午後1時、中級が同3時で、受講料はいずれも千円。申し込みは26日まで。昨年実施のセミナーを収録したDVD(1枚1500円)も購入できる。検定ドリル(1080円)は市内の書店などで販売している。

 同検定実施委の菊野善久委員長は「この事業は地域に対する郷土愛と知的欲求の強さに支えられて続いている。ぜひ若い人もチャレンジしてほしい」と参加を呼び掛けた。

 問い合わせは同商議所(0595・21・0527)まで。

2018年1月15日付715号23面から

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