名張市教育委員会は1月23日、市立百合が丘小学校(市橋秀介校長、449人)で、調理に使う回転釜から剥がれた金属片が給食に混入した可能性があるため、一部メニューの提供を中止したと発表した。判明時には一部学級で児童らが食べ始めていたが、異常を訴える児童や教職員は出ていないという。

 同市教委によると、同日午後0時30分ごろ、給食の調理を終えて器具を洗浄していた女性調理員が、回転釜の内側が縦1センチ、横0・5センチほど剥がれているのを見つけ、学校長に報告した。回転釜の内釜はアルミ製で、同日朝に点検した際には異常は見られなかったという。
 この日のメニューは、減量麦飯、牛乳、ちゃんぽん、レンコンのきんぴらの4品目。ちゃんぽんときんぴらは回転釜で調理していたため回収し、その不足分を補うため、市が災害用に備蓄しているアルファ化米500食を5、6限目以降に提供した。24日以降の給食は、他の釜を使用して予定通り提供するという。
 市教委では「安全性を優先したものの、本来の給食が提供できなかったのは残念だった。引き続き点検を徹底したい」と話した。