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 伊賀市白樫の岡八幡宮で1月22日、滝で心身を清める「初みそぎ」があった。市内の気温は午前11時で3・1度と冷え込んだが、地元の人や県内外からの男女計10人が参加した。【滝に打たれる参加者の男性ら=伊賀市白樫で】

 拝殿で祈とうを終えた参加者らは下帯姿や白装束に着替え、全員で船をこぐ動作の「鳥船行事」で体を温めて準備。その後、ひざ上ぐらいの高さまで水が張られたみそぎ場にゆっくりと進み、「はらいたまえ、清めたまえ、六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら、落差3メートルの滝に打たれた。
 同神社では毎月22日にみそぎ祭を行っている。大井貞夫宮司(81)は「皆さんは世界平和や家族が今年一年を健康で無事に過ごせるよう願っていたと思います」と話した。
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