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 伊賀市が近鉄伊賀神戸駅(同市比土)近くに借りたバス待機場用地の金額や面積、期間を巡り契約の経緯が不透明だとして設置した伊賀市議会の特別調査委員会は1月16日、大森秀俊副市長と関係部署の幹部職員から聞き取り調査を行った。8人の委員は契約締結までにかかわった時期などを聴取した。【大森副市長から聴取する特別委のメンバー=伊賀市役所で】
 
 

 大森副市長以外で出席を要請した職員は建設部の清水仁敏部長や産業振興部の尾登誠部長ら管理職の6人。市は当初から土地所有会社の役員が中岡久徳議員(69)の親族だということを把握した上で、市議本人と交渉を続けていた。
 
 昨年9月の一般質問からこの問題を取り上げてきた委員の中谷一彦議員は「行政マンとして議員に働きかけをすることに躊躇はなかったのか」と質問すると、担当だった産業振興部の東弘久次長は「行政マンとして話をしやすい人から突破口を開いていくのが昔からのやり方。いろんな見方があるが、今までやってきた」と答えた。
 
 市が賃貸借契約を結んだ土地は広さが約3000平方メートル、月額約36万円。市が昨年1月から2036年3月までの契約期間いっぱい借り続けた場合、支払いの総額は計約8373万円に上る。
 
 次回の2月1日も契約手続きに関係した他の市職員5人から聴取する。