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 伊賀署は1月15日、詐欺に遭いそうな客への適切な声掛けで被害を未然に防止したとして伊賀市内のコンビニエンスストア2店舗に勤務する店員ら3人に対し、藤井淳夫署長から感謝状を贈った。【感謝状を手にする(左から)山口さん、上田さん、藤本さん=伊賀市四十九町で】

 同署によると、同市馬田のファミリーマート伊賀阿山店(藤本令子店長)では昨年12月18日、市内に住む70代の男性が15万円分のプリペイドカードを購入するために来店。店員の上田佳奈さん(22)が使い道などを聞いて不審に思い、警察に通報した。

 犯行の手口は、インターネット動画サイトの画面が切り替わって閲覧者に会員登録料を突然請求する「ワンクリック詐欺」。表示された番号に電話すると、近くのコンビニで購入したプリペイドカードで支払うよう指示されるという。
 同店で

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は詐欺未遂が発生する2か月前に同様の訓練を実施=写真右。伊賀署のアドバイスで高額のカードを購入する客には声を掛けるようにしていた。応対した上田さんは「警察の抜き打ちテストかと思うほどそっくりな内容だった。15万円はかなりの金額で、悪い人に取られなくてよかった」と振り返った。
 ローソン上野八幡町店(同八幡町)では同12月19日、来店した市内在住の60代女性がコンビニの端末機を利用して10万円を支払おうとし、操作方法の説明などを求められた店員の山口知砂さん(49)が詐欺に気付いて、女性は難を逃れた。女性宅には架空請求のはがきが郵送されていた。山口さんは「年末でお金が必要な時期だったので、防げてよかった」と話した。