「ウグイスの わたるみずうみ 青蓮寺」「おきつもの 名張をよんだ 万葉集」。名張市青蓮寺の地蔵院青蓮寺で1月3日、「名張郷土カルタ大会」が開かれ、地元の児童らが「はいっ」と元気良く札を取り合った。【手を伸ばして札を取る参加者=名張市青蓮寺で】

「名張郷土かるた」は、古里の自然や風物、歴史、文化などに親しんでもらおうと、名張青年会議所が1979年に作ったもの。46枚ずつの読み札と絵札には、特色のある産業、文化、名所などが織り込まれている。同寺では昨年の同じ日に初めてカルタ大会を開いた。

今回は地元の小学生と園児10人ほどが参加。2グループに分かれて3回行い、合計枚数を競った。耕野一仁住職は「名張の良さを知って名張をより好きになり、将来あちこちで、名張がどんなところかを伝えていってほしい」と語り掛けた。

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