伊賀市議会の産業建設常任委員会に所属する議員数人が北海道への行政視察で昼食時に飲酒していた問題を報じた記事の掲載を受け、中岡久徳委員長(69)と空森栄幸議長(66)、北出忠良・議会運営委員長(68)の3人が12月27日、会派代表者会議で謝罪した。3人は来月16日の議員全員協議会でも改めて謝罪する。

 視察は11月6日からの3日間で、飲酒した3人を含む議員8人が参加し、事務局職員1人が随行した。飲酒したのは7日で、午前中に帯広市での視察を終えた後、次の目的地がある池田町内の飲食店でビールを注文し飲んだという。事務局の聞き取りで3人とも事実を認めた。
 代表者会議で空森議長は「市民を始め、議員、議会全体としても大変なご心配、ご迷惑をおかけした。午後の視察地がワインの研究所ということで試飲もあり、つい気が緩んでしまい、反省している」と頭を下げ、北出議員も続いてお詫びを述べた。中岡議員は体調不良で欠席し、文書で謝罪した。
 同僚議員の受け止めはさまざまで「公務が終わるまでに飲酒したことは弁解できない」「伊賀市議会の行政視察は温いというふうになりかねない」など厳しい声の一方、視察に参加した議員は「非常に暑かった。酒を飲む行為そのものは悪いが、それなりに成果も出ている」との意見があった。
 また、視察に参加した別の議員が今月25日付で空森議長に「極めて不謹慎な行為だ」と事実関係を明らかにするよう求める申し入れ書を提出したことに対し、他の議員から飲酒を確認した時点で注意すべきとの指摘も出た。