171124_11.jpg 名張市の市民劇団「おきつも名張劇場」の第21回公演「天守物語」が11月25、26の両日、名張市美旗町南西原の美旗市民センターで開かれる。【稽古に打ち込む劇団員】


 天守物語は小説家・泉鏡花の三大戯曲(「夜叉が池」「海神別荘」「天守物語」)の中でも特に評判高い作品。封建時代の天守閣に住む妖怪・富姫と、そこへ上った鷹匠・図書之助の恋を描いた。過去には他の2作品の公演も経験しており、劇団員の強い希望で決めた。

 演者は公演のため一般公募したメンバーを含め9歳から62歳の計14人。作品評のプレッシャーに負けまいと、6月から週2回、観客を引き込む演技を目指し稽古に打ち込んでいる。天守閣を斜めから見たと想定した三角形の特徴的な舞台配置や、時代に即した華やかな着物姿の演者、妖しくも魅惑的な登場人物の表現が見どころ。

 過去に別の作品で姫を演じ、今回は富姫役を務める山本衣子さんは「当時の私では表現しきれなかった、より重みのある富姫を演じたい」と話した。

 公演は約2時間。25日が午後6時30分、26日は午後1時30分から。入場券は前売り一般1500円、高校生以下500円。当日は300円増し。未就学児無料。

 問い合わせは三枝堂分店(0595・63・2279)へ。

2017年11月11日付711号1面から