171022_20.jpg 超大型で非常に強い台風21号の接近に伴い、伊賀、名張両市では10月22日午前4時25分に災害対策本部を設置した。同10時には伊賀市の神戸地区の一部356世帯847人に避難勧告が出され、午後1時22分には両市に暴風警報が発令された。【増水した名張川と宇陀川の合流点=名張市新町、10月22日午後0時30分撮影】

 伊賀市災害対策本部によると、午前11時30分現在で避難勧告が発表されているのは、神戸地区の上林、古郡、比土、上神戸の一部で、神戸小学校と神戸保育所が避難所となっているが、避難者はいない。午後2時に三田地区と諏訪地区、府中地区の一部、島ヶ原地区の一部、同2時30分には新居地区の一部に「避難準備・高齢者等避難開始」の発表があった。
 また、市内の潜水橋6か所と林道1か所が通行止めとなっている他、JR関西線は亀山‐加茂間で同10時から運転を見合わせている。同市八幡町の市営住宅で雨漏りが1件発生しているという。
 名張市災害対策本部によると、同日午前8時50分ごろ、同市安部田の民家裏の山が高さ約1メートル、幅2、3メートルにわたって崩れたという。市内に避難勧告などは出されていないが、同日午後1時に自主避難所20か所を開設している。
 気象庁と津地方気象台によると、台風21号は午後0時50分現在、日本の南海上にあり、時速40キロで北に進んでいる。中心気圧は930ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル。伊賀地域には22日深夜から23日未明に最接近するとみられ、三重県北中部では22日から23日にかけ、多いところで時間雨量が100ミリ、23日正午までの24時間では600ミリと予想されている。
※10月22日午後3時追記