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 購入させたプリペイドカード(電子マネー)の番号を聞き出して金をだまし取る架空請求詐欺が全国で多発していることを受け、伊賀署は全国地域安全運動期間中の10月19日、伊賀市馬田のコンビニ店で声かけ訓練を行った。【コンビニ店内で実施した詐欺被害防止の声かけ訓練=伊賀市で】

 訓練は、インターネットの有料サイトを閲覧していた男性が突然切り替わった会員登録画面に表示された番号に電話すると、「支払いは近くのコンビニでプリペイドカードを購入し、裏面の番号を教えてください」「今から1時間以内に手続き市内と法的措置をとる」などと言われたという想定で実施した。
 被害者役は同署の特殊詐欺撲滅員に委嘱されたコンビニがある河合地区の男性が協力。訓練に参加したファミリーマート伊賀阿山店の藤本令子マネジャー(57)は特殊詐欺被害のチェックシートを見せながら警察に一度相談するよう男性に働きかけた。
 訓練後、藤本さんは「電子マネーは若い人が多く使うが、年配の方にどうやって声を掛けるのか、実際に訓練をしてみていい勉強になった」と感想を話した。
 同署によると、今年1月から9月末までに県内で発生した架空請求詐欺86件のうち、58件がプリペイドカード型特殊詐欺で、管内では架空請求詐欺は発生していないという。