170929_5.jpg

 伊賀地域にある農業協同組合「JAいがほくぶ」(本店・伊賀市平野西町)と「JA伊賀南部」(名張市夏見)が9月29日、合併に向けた予備契約書に調印した。地区説明会や11月に開く両JAの臨時総代会で決議した後、来年4月に新たな「伊賀ふるさと農業協同組合(JAいがふるさと)」が誕生する。【契約書を手にする北川組合長(右から2人目)と辻村組合長(同3人目)=伊賀市内で】

 合併の目的は経営基盤と体制強化で、伊賀市西明寺のヒルホテルサンピア伊賀で開かれた調印式には両JAの理事や来賓ら約100人が出席した。立会人は岡本栄・伊賀市長と亀井利克・名張市長が務めた。
 JAいがほくぶの北川俊一組合長は「組合員や生産者が培ってきた農産品や伝統を特産品、文化として維持し、既に共同で取り組んでいる伊賀米、伊賀牛などの振興を更に強化したい」、JA伊賀南部の辻村和郎組合長は「今日を一つの節目として今まで以上に心を一つにしながら、合併してよかったと言って頂けるJAにしたい」とあいさつした。
 17年3月末現在で両JAの総組合員数は2万1173人(いがほくぶ1万3647人、伊賀南部7526人)。職員数は722人(うち正規370人)、貯金約2469億円、貸出金約608億円、長期共済保有高8032億円、農業資材などの購買品供給高約60億円、米や野菜などの販売品取扱高59億円。JA三重中央会によると、「JAいがふるさと」が誕生すれば、県内では「JAいせ」に次いで4番目の規模になるという。