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 伊賀市議会が6月定例会で凍結を付帯決議した現市役所改修に要する基本計画や基本設計の策定経費など約3700万円の予算について、岡本栄市長は9月28日、執行する考えを示した。この日の議員全員協議会では空森栄幸議長が解除の是非で採決を実施したが、賛成少数で凍結継続となった。【予算凍結の解除に賛成で挙手する市議=伊賀市で】

 全員協終了後の取材で、岡本市長が今後の対応について「誠意を尽くしたこの3か月は何だったのか。基本的に予算は通して頂いている。もうこれ以上遅れたら市民の負担がますます増えて迷惑をかける。やらないと進まない」などと答えた。付帯決議には法的拘束力がなく、「不満があるなら6月議会の段階で私に対する不信任案を出すべきではなかったのか」とも話した。
 予算凍結の解除に向け、市は議会意見に基づいた芭蕉翁記念館と忍者関連施設を核に、カフェ・レストランや休憩スペース、物産販売、テナントを併設する観光客対象で収益性の確保を重視した配置案に絞って提案。議会内で賛否が分かれていた図書館機能を含む、もう一方の案は外した。
 また、議員から指摘があった工事費と維持管理経費の見込み額が明らかになる時期は、基本設計業務が完了する来年4月ごろと説明。12月に費用対効果の分析結果など、来年2月にはレイアウト案などの経過を報告、協議するとして理解を求めていた。
 予算の凍結解除に対する、空森議長と欠席した中岡久徳議員を除く賛否結果は次の通り。敬称略。
【賛成=9人】
嶋岡壮吉、桃井弘子、安本美栄子、宮崎栄樹、山下典子、北出忠良、北森徹、森川徹、田中覚
【反対=13人】
中谷一彦、赤堀久実、近森正利、上田宗久、川上善幸、信田利樹、、岩田佐俊、市川岳人、西口和成、福村教親、生中正嗣、福田香織、百上真奈