170926_11.jpg 生産現場や介護の現場などで幅広く活躍しているロボットやその周辺機器などを展示する「第1回ロボット展示会」が、9月27日(水)正午から午後7時まで名張市南町の名張産業振興センターアスピアで開かれる。入場無料。【来場を呼び掛ける三上支店長。会場ではミニホビーロボットの展示もある=名張市栄町で】


 当日は国内の製造や販売会社28社が出展予定。自走して自動的に掃除するロボット掃除機、調査現場などで活躍できるドローン、運搬現場で補助し腰の負担を軽減するロボット、人に追随して移動する運搬ロボットなどの「産業用ロボット」を始め、人と一緒に安全に働ける「対話型・協調型ロボット」などが展示され、実演もされる。ロボットをテーマにした展示は地域初だという。

 また、午後2時からと同4時から各45分間、セミナー(先着20人)もある。

 産業用ロボットなどを扱う商社、株式会社大津屋(本社・四日市市)とともに同展示会を共催する棚橋電機株式会社(本社・大阪市城東区)は、モバイル型ロボット電話「ロボホン」と感情認識できる人形型ロボット「ペッパー」を出展。

 棚橋電機名張支店の三上哲也支店長は「中小企業におけるロボット市場は2020年に2・8兆円、35年には9・7兆円と急成長が予測されており、特に人間協調型ロボットは今後の主力商品です」と説明し、「大阪や名古屋まで出かけなくても、伊賀地域で最先端の技術を紹介したいというのが展示会の狙い。見学するだけでも非常に価値があると思います」と話している。

 当日は展示のみで販売はしない。来場者には景品の当たるくじ引きもある。

2017年9月23日付708号21面から

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