170905_1.jpg 国際的な視野を広げ、将来の進路選択の一助にしてほしいと、関西学院大学の国際ボランティアサークル「上ヶ原ハビタット」のメンバー14人がこのほど、名張市東町の県立名張高校を訪れ、1年生39人に国内外でのボランティア活動を報告した。【=名張市東町で】


 同サークルは貧困問題改善に取り組むNGOの学生支部。メンバーは長期休暇を利用して国外の貧困地域に赴き、家建築や教育支援などに協力している。同校へは9月9日までの11日間、広島、名古屋の2か所から同大(兵庫県西宮市)までの約300キロを自転車で移動し、道中の高校へ立ち寄って活動や現地の現状を伝える「ちゃりんこプレゼン」の一環で訪れた。

 学生らは、プレゼンテーション室に集まった生徒たちに、フィリピンでの子どもたちへの教育支援、東日本の復興支援などの活動を紹介。今年3月、インドネシアで現地の大工らとともに建築作業に携わった同大商学部3回生の井上華子さん(20)は「現地の人は『一生懸命働いているあなたたちを誇りに思う』と言ってくれた。家を建てに行ったが、一緒に働き、笑い、過ごす時間が幸せにつながってくれたのがうれしい」とやりがいを語った。

 プレゼンを聞いた同高の杉田香乃さん(16)は「こんな活動があるのを初めて知った。帰って調べてみようと思う」と話した。今回の行程の代表を務める中見早紀さん(21)も「体験を伝えることで高校生たちの視野が広がってもらえたら。やりたいことの選択の一つに加えてみてほしい」と話した。