名張市教育委員会は8月28日、小学6年生と中学3年生を対象にした2017年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を発表した。正答率の全国平均との比較では、小学生が全4教科とも下回り、中学生は数学Aで上回ったのみで他は下回った。

 学力テストは4月19日に実施し、国語と算数もしくは数学の2科目ぞれぞれで、知識を計る「A問題」と応用力を計る「B問題」の4つを調査した。数値は同日にテストを受けた小学生全14校650人、中学生全5校675人での速報値で、今年度は文部科学省が整数で数字を公表した。
 正答率は、小学6年生の国語Aが73(全国平均74・8)、Bが57(同57・5)、算数Aが76(同78・6)、Bが43(同45・9)。中学3年生は国語Aが76(同77・4)、Bが72(同72・2)、数学Aが65(同64・6)、Bが48(同48・1)だった。
 市教委は結果について、小学生を「国語Bが県平均と同程度であるものの、他の教科が全国・県平均を下回った」、中学生は「国語A以外は県平均を上回るか同等程度となった」と評した。結果を市内の各学校や関係機関に周知し、それぞれで課題改善に向け取り組んでもらうとしている。今後、市民向けにホームページでも公開する。
 また、中学3年生が小学6年生で受けた同調査の結果との比較では、全ての教科が全国比5%以上の伸びが見られたと評価。市が14年度から注力している学習の目当ての振り返りなど学力向上の取り組みの成果が出たとして、継続して取り組みの充実に努めるとした。