伊賀市は8月28日、10億7531万円増額する2017年度一般会計補正予算案や芭蕉翁記念館条例の制定案など議案26件を発表した。補正後の予算額は440億5790万円で、4日開会の市議会9月定例会で提案する。

 議案は2016年度の決算認定が14件、補正予算が4件、条例の制定や一部改正、廃止が7件で、財産「旧伊賀市大沢小規模集会施設」の無償譲渡も提出する。
 芭蕉翁記念館条例の制定案は来年4月から市の直営施設に変更するのが目的。岡本栄市長は議会前の記者会見で「市は今まで(指定管理者の芭蕉翁顕彰会)に責任を丸投げしていた。資料の保全や活用をやらなければならない」などと述べた。
 補正予算のうち8億3939万円は昨年度の残事業費や地方交付税の増額分などで、財政調整基金積立金に充てる。積み立てた同基金の総額は約69億円になる。他の主な事業は次の通り。
【新規】
▼社会保障・税番号制度の運用に関連する住基システム回数委託料など843万円
▼訪日外国人旅行者の受け入れ環境の整備としてだんじり会館と上野公園内トイレの洋式化改修工事費計757万円
▼市役所現庁舎の耐久性調査業務委託料500万円
▼「上野天神祭のダンジリ行事」がユネスコ無形文化遺産に登録された記念事業として実施する花火大会運営の補助金100万円
▼株式会社ウィッツに対する費用償還請求事件訴訟の弁護士費用102万円
【増額】
▽空き家など対策推進事業経費計1469万円
▽さくらリサイクルセンターのごみ燃料化施設でベルトコンベアなど老朽箇所を修理する整備工事費8453万円