170817_1.jpg 高校生や大学生からツアー企画を募り、名張市が今春開いた「なばり旅コンテスト」で最優秀賞を獲得した企画がこのほど、旅行会社から日帰りバスツアーとして商品化された。実施日は10月8日で、同市などが構成する東大和西三重エリアで開かれる祭りやイベントを堪能してもらう内容。コンテストの企画が商品化されるのは初めて。【商品化されたツアーを告知する奈良朱雀高のビジネス企画部=名張市で】

 ツアー化されたのは、奈良市にある奈良朱雀高校のビジネス企画部による「20年に一度の巡り合わせ 神々・自然・祭り」。地震除祭の神をまつる伊賀市阿保の大村神社で20年に1度開く式年造営祭をはじめ、生徒たちが実際に地域を巡って選りすぐった場所や催しを2泊3日にパッケージ化したもの。商品化は旅行会社「クラブツーリズム」が手掛け、訪問箇所を「いいとこどり」し日帰りツアーにしたという。
 行程は大阪からバスで移動し、奈良県曽爾村の門僕神社の秋祭りでの獅子舞見学。昼食は御杖村の道の駅「伊勢本街道御杖」を訪れ地元の神社ゆかりの倭姫膳や部員が焙煎したコーヒーを楽しむ。その後、大村神社へ参拝する。名張市では和菓子を食べ歩きや名張地区で開く隠街道市を散策する。当日は部員3人もバスに同乗し、ガイドを務める予定。旅行代金は1人1万800円(税込)。
 8月14日には部員と顧問3人が名張市役所を訪れ、ツアーを告知。3年で部長の古澤歩帆さん(17)は「自分たちが考えたツアーが、商品化されるなんて本当にうれしい。20年に1度の貴重な催しを楽しんでもらい、その地域の魅力を伝えられたら」と喜びを語った。
 ツアーの問い合わせ、申し込みはクラブツーリズム(06・6733・0090)へ。