170728_11.jpg 伊賀市甲野の大山田農林公社「菜の舎(くら)」で7月28日、菜種油の初しぼり会があった。【搾油機のハンドルを回すあけぼの学園高の三浦さん(手前)と坂さん=伊賀市甲野で】


 新しい菜種を使った搾油作業が始まるのに合わせて今年初めて企画された。この日は同公社会長の上田賢博さんや、部活動の一環で菜種の栽培や菜種を使ったシャンプーを開発するなど、協力関係にある県立あけぼの学園高校2年生の坂玲奈さん(16)と三浦知菜さん(16)など約20人が参加。

 今年度の菜種の収穫は7月19日に完了。搾油目的の菜種は約53万平方メートルの市内の休耕地や転作田を農家47軒で「ナナキシブ」と「キザキノナタネ」の2種類を栽培。昨年10月に種まきをし、今年の6月から刈り取りが始まった。

 同公社の亀井健司さん(27)は「種まきの時期を少し外してしまい心配したが、収穫量は例年並み。種の出来自体は悪くない」と話した。

 参加した坂さんは「もっと緑色のものが出てくると思ったので、販売されているものに近い色の油が出てきて驚いた」、三浦さんは「たくさんの菜種からとれる油の少なさをこの体験で知った。搾ったばかりのものは初めて舐めたが、ほんのり苦かった」と話した。