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 名張市内の子育て世代や小・中学生らに役立ててもらおうと、雨傘の製造販売業が同市に雨傘675本を寄贈した。寄贈された雨傘は市から子育て支援施設や小中学校などに配り、置き傘として使ってもらう。【雨傘を亀井市長に手渡すマブワールドの長田さん(名張市提供)】

 雨傘を送ったのは、百貨店や雑貨店などでブランド傘を販売しているマブワールド(本社・東京都、林崇之代表)。細かい傷や汚れがあるなどで検品の際に除くアウトレット品を社会貢献に活用したいと、教育機関などに寄贈してきた。伊賀市安場に物流センターがあることから、従業員が多い名張市に贈ることにしたという。
 傘は既に市に搬入しており、7月20日には同社の長田豊之さん(43)が市役所を訪れ、同市の亀井利克市長から感謝状を受け取った。亀井市長は「大切に使わせて頂きます」と述べ、長田さんは「雨で憂鬱(ゆううつ)な日も、傘を差すことで少しでも楽しく過ごしてもらえたら」と話した。
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