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 名張市青蓮寺の「地蔵院青蓮寺」の境内で白や薄い桃色に色づいた大輪の花をつけたハスが咲き始めた。8月下旬まで見られる。観覧自由。【開花したハスをカメラに収める住民=名張市青蓮寺】

 ハスの名を冠する同寺にちなみ、2005年に伊賀市野間の慶明寺から蓮根を譲り受けて育てている。その後も唐招提寺(奈良市)などから譲り受け、花びらの重なりや色もさまざまな170鉢を栽培している。
 今年は4月に地元住民で新芽が出た蓮根を植え替えたが、5月に鹿や猪の食害や獣害で植え直したために、例年より10日ほど開花が遅れ気味で、8月の10日前後に見ごろを迎える見込みという。
 花を一目見ようと訪れていた名張市木屋町の福守秀夫さん(65)、咲織さん(54)夫婦は「神聖な雰囲気があり、惹かれるものがある。見ごろになったらまた訪れたい」と話し、ハスをカメラに収めていた。
 問い合わせは同寺(0595・63・2191)へ。
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