170710_11.jpg 糖度15度以上と甘さが特徴の名張産マスクメロン「美旗メロン」の直売が7月10日、名張市上小波田のJA伊賀南部カントリーエレベーターの直売所で始まった。販売は8月上旬までの予定。【購入者に手渡される美旗メロン=名張市上小波田で】


 美旗メロンは、JA伊賀南部美旗メロン部会に所属する12軒の農家が栽培。約1万平方メートルの畑で1万5600本をハウス栽培で育てた。同部会会長の山﨑晃路さん(74)によると、今年は例年並みに糖度も高く、香りも良い上々の出来。気候の関係で生産個数は少ない見込みだが、1万個販売が目標だという。

 また、同部会の岡山浩司さん(44)は「メロンを作り始めて6年目だが、今年は大きくなるタイミングで思ったような天候にならず少し小ぶり」と出来について話した。

 果肉の色によって青玉、赤玉の2種類があり、青玉はさっぱりとしたソフトな味、赤玉は濃厚な甘さが特徴で女性に人気だとか。

 いずれも重さによって大きさが分けられ、0・9キロから1・1キロ未満のSサイズ(1000円)から、2キロ以上の4L(2000円)までの6階級で販売されている。ばら売りに加え、2玉入りの箱売りもある。

 初日となったこの日は305玉が用意され、訪れていた同市つつじが丘北8の久保敏弘さん、治代さん夫妻は「昨年も購入して、おいしかったので今年も買いに来た。またおいしいメロンを味わいたい」と話した。

 販売時間は午前10時から午後2時まで。無休で各日午前8時から整理券を配布する。一度来店し購入できなかった場合は、次回来店時の予約ができる。

 問い合わせはJAカントリーエレベーター(0595・65・1560)へ。

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