170623_1.jpg 自動車を運転することが多い高齢者にバスを利用してもらおうと、名張市の緑が丘コミュニティバス運営協議会主催の「バスの乗り方教室」が6月23日、同市緑が丘西の「コミュニティハウスひだまり」で開かれた。地域住民17人が参加し、ICカードを使った乗車を体験した。【車載機にICカードを使って支払いを体験する住民=名張市緑が丘西で】 

 協議会では同地域のコミュニティバス「みどり号」を運行。コミュニティバスを始め、バス全体の利用が減っていることや、高齢者の運転免許更新要件を厳格化した3月の道路交通法の改正後、免許証の自主返納が増えつつあることから、バス利用を促そうと企画した。
 教室には県や市、みどり号の運行委託会社である三重交通らが協力した。行政職員からバス利用が減っている運行の現状の紹介を受け、日常的な利用の必要性を学んだ他、三重交通職員からバスに乗る際の注意事項や支払方法などを教わった。
 乗車体験ではみどり号に実際に乗車。住民らは車載した読み取り機にICカードをかざし、ピッと音が鳴ったのを確認するなど、支払いを体験した。その後、三重交通伊賀営業所の整備工場を見学し、バスに親しんだ。
 協議会の前川尚三会長は「車に乗らなくなってからバスに乗るのでは遅い。教室を機に、実際に利用してもらいたい」と話していた。