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 国道165号に面した伊賀市阿保の青山北部公園で6月15日、羊2頭による環境に配慮した除草と県産間伐材の木製柵を活用した牧場(まきば)の「おひろめぇ会」があった。市初の取り組みで、式典には近くのさくら保育園に通う5歳児の園児約40人が招待され、テープカットした。【羊に触れる園児たち=伊賀市阿保で】

 公園は旧青山中学校グラウンド跡地で、面積が約7千平方メートル。「みえ森と緑の県民税」を活用した交付金事業で、予算は全体で約300万円。羊は11月までの半年間、山添村観光協会が委託で管理運営する「めえめえ牧場」(同村北野)が貸し出した。
 牧場には高さ2メートル、幅4メートル、奥行2・8メートルの小屋も設置しており、木板の絵は園児たちが描いた。柵を移動しながら、羊2頭に敷地全体に生えた雑草を食べてもらう。青山支所振興課は「今年度は試験的に行った。事業効果があれば地区内の公共施設でも検討したい」と話す。
 2頭はいずれも毛を利用するため改良されたコリデール種で、雌は1歳の「りお」。一回りほど大きな雄は3歳で、名前は3つの候補から園児ら挙手で「そら」に決まった。
 式典に出席した同観光協会職員の竹内弘昭さん(54)は「仲良くしてあげてください。しばらくよろしくお願いします」とあいさつし、女児らは「柔らかい」「可愛い」と柵の傍に近寄ってきた羊に触れていた。