170610_2.jpg 6月10日の「時の記念日」を前にした9日、伊賀市上野魚町の廣井時計眼鏡店で、曙保育園(同市上野徳居町)の年長クラスの園児40人が時計に触れ、時間の大切さを学んだ。【からくり時計に見入る園児たち=伊賀市上野魚町で】

 小さいころから時間について興味を持ってもらおうと、同店が近くの幼稚園や保育園の児童を招いて60年近く続けている。今年は既に白鳳幼稚園(同市上野伊予町)の園児も訪れている。
 同店の廣井かずみさん(56)が、さまざまな時計を使って子どもたちに時計の仕組みや種類を紹介。古時計では「歯車がぐるぐる回っているのが見えるかな」と問い掛けると、園児たちは食い入るように時計を見ていた。
 参加した岡田逢衣ちゃん(5)と島井銀士くん(5)は「おしゃべりして声の入る時計が面白かった」とニッコリ。廣井さんは「時間はどんどん進んでいく。時間を大切にたくさん遊んでね」と子どもたちに呼び掛けていた。
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