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 国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊の一員として、西アフリカに位置するベナン共和国に2年間滞在していた名張市梅が丘南3番町の高木和俊さん(28)が、5月23日、名張市役所を訪れ、亀井利克市長に帰国報告をした。【現地での活動を亀井市長に報告する高木さん(右)=名張市鴻之台で】

 高木さんは高校2年で「異文化を知り、困っている人を助けたい」とJICAの活動に興味を持ち、大阪学院大国際学部に進学。活動に役立てたいと、卒業後は農業研修や京都府のNGOで活動し、2015年3月に青年海外協力隊としてベナンに渡った。
 滞在したのは主要都市・コトヌーから車で東に1時間半ほど離れた小規模な農村都市のアジョウン市。国の農業技術者が所属する機関に派遣され、農家と技術者の橋渡し役として活動した。現地の農家の生活状況や作物の生育状況を把握し、課題解決に取り組んだほか、農家の収入向上を目的に新たな農作物の試験栽培などに携わった。
 現地では言葉の壁に加え、文化や価値観の違いから、問題意識を持ってもらえず苦しんだといい「自分のやりたい支援を押しつけず、現地の人を尊重して進めていく必要も感じた」と振り返った。
 亀井市長から今後の抱負を問われた高木さんは「これからも国際協力援助の役に立ちたい」と話し、亀井市長は「貴重な経験を生かしてこれからも頑張ってほしい」と述べた。